祝 膵臓がんにイリノテカンリポソーム製剤(オニバイド)承認される
祝 膵臓がんにオニバイド(イリノテカン リポソーム製剤)承認される
2020年2月26日の厚労省 薬食審・医薬品第二部会において「治癒切除不能な膵がん」を対象疾患として オニバイド(一般名:イリノテカン塩酸塩水和物)を承認することを了承しました。そして3月25日、日本セルヴィエとヤクルト本社は「オニバイド」の承認を取得したと発表しました。
2013年末に保険承認されたフォルフィリノックス(FOLFIRINOX)療法という5-FU・イリノテカン・オキサリプラチン・レボホリナートによる多剤併用療法)、2014年末に保険承認されたゲムシタビン・ナブパクリタキセル療法(Gem/nab-PTX療法, GnP療法)の後、6年の長い間、新薬の承認がなかった膵臓がんの領域でひさびさの新治療薬の登場です。