海外ニュース:ノバルティスがPRRT療法のAAAを買収

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海外ニュース:ノバルティス、Advanced AcceleratorApplication社を39億ドルで買収


The New York Times
2017年10月30日

 

ノバルティス社は2017年10月30日(月曜日)、日本でも臨床試験が進む核医薬品 ルテセラ Lutathera(177Lu-Dotatate)の開発元であるアドバンテージ・アクセラレーター・アプリケーション社(AAA)を現金39億ドルで買収し、同社のがん領域のポートフォリオを強化すると発表した。 今回の契約により、ノバルティスは、神経内分泌腫瘍の放射性医薬品 ルテセラ に関するAAA社の販売権利を受けることになる。

ルテセラは、切除不能または転移性、進行性のよく分化したソマトスタチン受容体陽性の胃腸膵臓神経内分泌腫瘍(GI-NET)の治療のために今年の9月に欧州で承認された。 この放射性ラジオアイソトープ療法については米国でも審査中であり、FDAは2018年1月26日までに申請に関する決定を下す予定。

 

「ノバルティスは、神経内分泌腫瘍用医薬品の開発と商業化において強力な遺産を持っています」と、スイスの薬剤師で腫瘍学ユニットのCEOであるBruno Strigini氏は述べた。 「ルテセラを使用することで、我々は、この新しい、差別化された治療アプローチに関する世界的な広がりをさらに拡大し、Advanced Accelerator Applications社の幅広いRI療法のパイプラインを最大限に活用することで、この遺産をさらに築いていくことができます」とStrigini氏は付け加えた。

 

第III相NETTER-1試験において、AAA社のルテセラは、ノバルティスのサンドスタチン(オクトレオチド)と比較して、疾患の進行または死亡のリスクを臨床的に有意に79%も減少した。 Baader Helvea社のアナリスト、Bruno Bulic氏は、「ノバルティスは、特許が満了したサンドスタチンをルテセラに置き換える可能性が高い」と述べた。 さらに「ルテセラのより洗練された技術が、サンドスタチンにプレミアム価格を付け、ピーク販売の可能性を20億ドルで予測している」としている。


ノバルティスによると、AAAの核医薬品開発のパイプラインには、前立腺がんの第I / II相臨床試験に入る 177Lu-PSMA-R2が含まれている。 AAAはまた ルテセラのコンパニオン診断薬を販売しており、昨年109百万ユーロ(1億2,600万ドル)の売上を達成している。

 

AAAの取締役会で承認されたこの取引で、ノバルティスは、普通株式の1株当たり41ドル、米国預託株式1株につき82ドルの現金提供を行う。 この取引は、ノバルティスとの取引の噂が最初に浮上した9月27日に先立つAAAの30日加重取引日の価格に対して47%のプレミアムを表している。Vontobelのアナリストは、AAAが2017年上半期に僅か7,800万ドルの売上を記録したことを受け、「(買取価格は)高価に見える」と述べている。

 

以上

 

 

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