先進医療技術B:腹膜播種の対処療法

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Sohei Satoi, MD, PhD, Kansai Medical University

 

先進医療技術B:腹膜播種の対処療法

腹膜播種のS-1+パクリタキセルの併用療法

 

パンキャンジャパンでは、これまでのセミナーで「腹膜播種と治療法」についての講演も行っています。ビデオ等での講演の視聴のご希望の方は、以下をご参照ください。

 

■『[ビデオ講座④]『腹膜播種(ふくまくはしゅ)の対処療法 』
里井 壯平 先生 (関西医科大学 外科学講座)
http://blog.canpan.info/pancan/archive/15

 

先進医療Bについて: 国内におけるすい臓がんの最新医療は、主に大学病院、研究機関などで開発されます。このような先進医療は、診療や検査なども含めて、自己負担となります。しかし、安全性と治療効果が認められた医療には、「先進医療制度」として混合診療が認められいますので、先進医療に係る部分は全額自己負担となりますが、その他の部分(診察、検査、投薬、入院など)については、医療保険でカバーされます。この制度により患者の治療選択肢が広がることが期待されています。

 

腹膜播種のS-1+パクリタキセルの併用療法

■参加条件
遠隔転移がみられなく、かつ腹膜転移を伴う患者

 

■診断    
画像診断の結果、遠隔転移がない局所進行膵癌に対して、審査のために腹腔鏡検査もしくはバイパス手術を行います。腹膜播種や腹腔洗浄(腹水)の細胞診が陽性か病理学的に診断します。

 

■治療内容
・腹腔内投与ルート作成のために、腹壁ポートを留置します。
・治療開始後21日間を1コースとし、S-1は80mg/m2を14日間内服し、7日間休薬します。
・パクリタキセルは第1、8日目に50mg/m2を経静脈投与し、20mg/m2を腹腔内投与します。1週間休薬後コースを繰り返します。
・プロトコールを遵守し、治療を継続します。
・病勢悪化、重篤な有害事象、患者の希望などがあるときにはプロトコールを終了します。
・試験期間中に根治切除が行われた場合、術後も当該治療を継続します。

 

■実施機関:関西医科大学附属病院    大阪府    〒573-1191 枚方市新町2-3-1    072-804-0101

 

■他の先進医療を実施している医療機関の一覧(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html

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