千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)では、標準療法不応膵がん患者に対して「がんペプチドワクチン療法」の第Ⅲ相治験を開始します。
標準療法(ゲムシタビン)に対して効果がなかった膵がん患者につき、募集期間2012年4月~2013年12月で実施予定。
詳しい条件、問い合わせ先などはこちらのHPをご覧下さい。
千葉徳洲会病院 治験センター http://www.chibatoku.or.jp/busyo/chiken/chiken.htm
進行膵がんを対象としたGem+AMG 479併用療法の第Ⅲ相臨床試験が開始される
米アムジェン社が開発した抗がん剤AMG 479(一般名 ガニツマブganitumab)とゲムシタビン併用療法の第Ⅲ相試験への参加を決め、国内での試験を開始した発表しました。AMG 479は、アムジェン社が創製した。国内では、武田バイオが開発を進めているインスリン様成長因子‐1型受容体(IGF-1R)に対するヒト型モノクローナル抗体です。
インスリン様成長因子1型受容体にIGF-1とIGF-2が結合すると、細胞増殖経路を刺激して腫瘍の発育と浸潤が促されます。AMG 479は、IGF-1とIGF-2が受容体に結合するのを妨げることから、腫瘍の発育と浸潤を抑制する効果が期待されています。
グローバル第Ⅲ相臨床試験は、転移性膵がん患者約825人を対象としたAMG479+ゲムシタビン併用療法する二重盲検比較試験。主要評価項目は全生存期間。
九州大学病院では現在次の臨床試験のエントリーが可能です。
ゲムシタビン耐性膵癌
膵・消化管内分泌腫瘍
膵内分泌腫瘍
九州大学病院 高度先端医療センター
患者様窓口(092-642-5858)
お問い合わせ時間:平日 9:00~16:30
昨年ASCO2010にて劇的なデビューを果たしたFOLFIRINOX(フォルフィリノックス)多剤併用療法の第II相臨床研究が日本で開始されました。転移性膵臓がんに対するこの療法は、標準治療薬のゲムシタビンと比べて全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を有意に改善し、がんが進行するリスクを53%減少させることが報告されました。また、QOLの低下も抑える可能性があることも示されました。
毒性はやや高いものの管理可能と考えられています。しかもファーストラインとしてゲムシタビンを使用しないため、ゲムシタビンを後期治療のために温存しておけるというメリットも示唆されています。
ゲムシタビン単剤での生存期間は中央値で6~7カ月ですが、PSが良好な患者では併用化学療法でさらなる生存期間の延長が得られることが示唆されてきました。また、海外では僅かではありますが、FOLFIRINOX療法で完全に治癒した事例も発表され、注目を浴びました。
2011年2月に発表された米国NCCN膵臓がん診療ガイドラインに、ファーストライン標準治療薬としてFOLFIRINOX療法が紹介されました。この度、開始されましたFOLFIRINOX療法の臨床試験は、転移性切除不能進行膵がん患者を対象としています。下記の参加条件に該当する方は、ヤクルト本社までご連絡ください。
■参加条件
l 20以上75歳以下の方
l 全身状態が良好な方(PS0または1)
※ 全身状態が良好な方とは、日常生活を健康な方とほぼ同じくらいに過ごすことができる状態の方です。
l 膵がんから発生した転移がある方
l これまでに抗がん剤あるいは放射線による治療を受けたことがない方(膵がん以外のがんに対する抗がん剤あるいは放射線による治療も含まれます)
l 膵がん以外のがんにかかったことがない方
l 妊婦、授乳婦でない方、避妊する意思がある方
上記以外にもいくつかの基準があり、試験に参加を希望されても、検査やお体の状態により、
試験にご参加いただけない場合があります。詳しくは、下記までお問合せください。
株式会社ヤクルト本社
問合せ部署名 医薬開発部 臨床開発一課
連絡先 TEL: 03-5550-8966 begin_of_the_skype_highlighting 03-5550-8966 end_of_the_skype_highlighting FAX: 03-3248-5502
Cochrane Collaborationのロゴは、システマチックレビュー・メタアナリシスの大切さについて訴えています。このロゴの背景には大勢の命を救うことに なったRCTのストーリーがあります。
米国で患者会の方を対象としてエビデンスの大切さをわかりやすく解説したE-Learning教材(英語版)が用意されています。どなたでも受講することができます。ぜひお試しください。無料ですが、ID、PWDの登録が必要です。
講座名:Understanding EBHC
US Cochrane Center /Johns Hopkins School of Public Health